オス猫

天上に上る猫を選ぶジェリクルリーダー

見分け方（難易度：低）

　全身がモップのような年季の入った毛並でおおわれている。長く幾重にも重なる毛並みは長い生を感じさせる。全体的に灰褐色。くるんと巻いたひげも特徴的。登場後は大抵タイヤの上に座って踊り歌う猫たちを見ている。ジェリクル・ソングだけは群舞バージョンで、ひげが無くなり毛並もすっきりだが踊ることはない。
　天上に上る猫を、年に一度の舞踏会で選び出す長老猫。教会に住む賢者。テノールの歌声は抜群の響き。ラストの猫の宣言で高らか猫の誇りを歌い上げる様は圧巻。
　名前の由来は、申命記（Deuteronomy - the fifth book of the Hebrew Bible）より。

考察

　ジェリクル・ソングのソロ「行きつけるか、天上へも（Do you know how to go to the heaviside layer?）」から、天上への道を知っている猫。ナンバーで登場した時の猫たちの反応を見ている限り、すべての猫に慕われ敬愛されている。いったいいつから生きているのか、現在も妻はいるようだがこれまでにも数多くの妻がいたとか。舞踏会で踊る猫たちの中にも子や孫がいるのかも。。。　ジェリクル・ボールで見られるように、闇に明かりを生み出す力（らしきもの）を持っている。その力を受けて、ミストフェリーズが舞踏会の明かりを灯す。ちなみに、戦闘能力はゼロ。

キャストメモ

• 佐川守正さん
  • 朗々と響く声量豊かで重厚なバリトンが魅力的。なかなか達筆なサインが印象的。
• 小林克人さん
  • 明るく響くテノールと活動的な姿が印象的でした・・・その歌声をまた聞きたかったです。合掌。
• 増田守人さん
  • 背が高くがっしりしたシルエットで安心感たっぷりの長老。聞き取りやすい歌声です。
• 石井健三さん
  • 温かみのある歌声と表情で語る演技が素敵な長老猫。
• 種井静夫さん
  • 丸っこい顔に丸っこい身体、そして野太く響く歌声で貫禄たっぷり。
• 青井緑平さん
  • どこか超然とした印象。テノールの歌声に見事なビブラートが印象的。
• 橋元聖二（チェ ソンジェ）さん
  • 背が高く優しい表情で猫たちを見守り、戯れるお茶目な好々爺。歌声は高めでビブラート多め。
• 米田満さん
  • かなり小柄。歌は非常に聞きやすく、ゆっくり目を合わせるようなネーミングが印象的。
• 山田充人さん
  • 大柄で堂々とした明朗な歌声。誇らしげな猫のあいさつがすごく素敵。

老いた劇場猫
　二枚目俳優だったが、今は老いさらばえ身体に震えがきている。そっと寄り添ってくれる娘のようなジェリーロラム相手に昔の話をする。個人ナンバーからグロールタイガーへの変貌は見事。今の若い俳優はなっていないと嘆く。
　地味な褐色で老いてはいるが、それでもなお精悍な顔つきに見える。個人ナンバーでは布を纏っているため身体は隠れているが、群舞バージョンはやはり地味な毛並みで取り立てて特徴はない。やや貧相ですらある。ほとんどダンスはないが、見つけられないことはない。

属性：劇場猫
一行ソロ：「行きぬけるか」
ナンバー：アスパラガス～劇場猫～
目立ち処：アスパラガス、グロールタイガー

ストーリーテラーにして護り手

見分け方（難易度：低）

　シルバータビーに黒の首輪。アメリカンショートヘアの血が入っていると思われるサバトラ柄で、比較的大柄。堂々とした立ち姿と良く響く歌声、客席に向けて語りかける姿はよく目立つ。唯一台詞の多い猫でもある。ジェリクル・ソングのソロ「生まれたのか」で歌い出しを務め、マンカストラップの歌と台詞で舞台が進行する。
　個人ナンバーは無く、個別に名前が紹介されることは無いが、常に前面に出てくるため見分けるのは容易。ジェニエニドッツ、オールドデュトロノミーのナンバーでソロがあり、マキャヴィティファイトでは犯罪王と一対一で対峙する。グロールタイガーナンバーでは片足が不自由な海賊船のクリューを演じる。
　マキャヴィティやグリザベラが現れるたび、他の猫たちを護るように立ちはだかる。年若い猫たちにとっては保護者のような存在。　

考察

　舞踏会に集う猫たちを見守り、時には血気盛んで好き勝手をする猫たちを制御し、招かれざる者に立ち向かう姿は、猫たちの内でもリーダー的な存在と言える。力関係では間違いなくトップで、他の猫たちからの信頼も厚い。長老猫を慕い、若い猫たちを護る姿は穏やかな優しさを窺わせるが、仲間でない者には容赦無く牙を剥く冷静さと時として熱血的な部分も見せる。戦闘力はかなり高い。
　対極に位置するラム・タム・タガーは厄介な存在だが、真逆だからこそ相手の価値がよくわかっているようにも見える。仲良しなのかは不明だが不仲ではない。シラバブの保護者という確証は無いが、傍にいることは多い。自信に溢れ、何をしなくとも雌猫たちは彼の周りに集まってくる。

キャストメモ

• 福井昌一さん
  • 美丈夫で体育会系の兄貴。声量があり、聞き惚れるほど歌が上手い。熱血な上、真面目で苦労性の気がある。
• 野中万寿夫さん
  • 柔らかな歌声と優しい笑顔のお父さん的存在。クリューになると演歌調になり、ヤクザな奴は堂に入りすぎ（笑）。
• 趙宇（西門宇翔）さん
  • 真面目ゆえに顰めっ面が多く、グリザベラに同情してしまう優しい兄貴。身体が柔らかくダンスが美しい。
• 荒川務さん
  • 白っぽい顔の世話好きなお兄ちゃん。自分から他の猫たちを構いにいってしまう。アイドルボイス。
• 芝清道さん
  • 大音量で美声。貫禄は充分。何故か溢れる親父の色気。茶目っ気がある楽しいリーダー。
• 田村雄一さん
  • 猫たちを暖かく見守るお父さん。まるでムファサ。どっしり構え、落ち着いている。優しい歌声。
• 武藤寛さん
  • 背が高くスタイリッシュ。ダンスもアクロバットもできる万能のお兄様。丁寧に演じ、ノーブルな雰囲気。
• 萩原匡隆さん
  • スラリと美形でダンスが上手。声量もある。周りの猫たちと仲良しで、一つ一つの演技に熱が籠もっている。
• 加藤迪さん
  • 背が高く歌える兄貴。常に一生懸命。常に力一杯。毛繕いも全力。笑顔多目で愛嬌がある。

天の邪鬼でプレイボーイ
　メス猫たちは黄色い声を上げて追いかけ、オス猫たちは「こいつはやっかい」という。寒い時には裸で暑いときには焚火するという捻くれ者。寄ってこられれば離れ、反面構われたがりにも見える。すっとびバカで、陽気なエンターテイナー。ミストフェリーズとは大層仲が良く、お互い信頼し合っているよう。
　わりと大柄で、派手なファーと金属ベルト、黒い肢体に所々金色の毛並み、おまけに豹柄でライオンのような尻尾を持つ。厭でも目につくので探さなくてOK。グロールタイガーナンバーではクリューのひとり、左手を布で覆っていて、尻尾は普通の黒のものにチェンジ。

見分け方（難易度：低）

　黒と金の派手な毛並みに黒のレオパード柄。黒い首輪にターコイズブルーの飾り、そしてライオンのたてがみのようなボリュームのあるファーと金属ベルト。極めつけはライオンのような先だけふさふさした尻尾。敢えて見分けようとせずとも目を引く存在。モデルがミック・ジャガーというだけあってロックな猫。ジェリクル・ソング～インビテーションの間はファーベストとベルトのない群舞バージョン。クリューの時は普通の黒い尻尾。
　個人ナンバーは好き放題。お客さんを舞台に上げたり、雌猫たちを引き連れて踊ってみたり。気ままでセクシーなエンターテイナーで、ファルセットも聞かせどころの一つ。グロールタイガーナンバーでは左手首から先の無い海賊を演じる。オールドデュトロノミーとミストフェリーズのナンバーでソロがあり、歌唱力は充分。ダンサーで無いことも多くダンス力はその時々だが、突出したエンターテイメント性で舞台を盛り上げる。
　捻くれ者で周りと同じように振る舞うことは無いが、長老猫の事は尊敬している。ミストフェリーズのことは自分のことのように誇らしげに紹介しているので仲良しなのかもしれない。

考察

　自由な猫。気の向くままに生きている。すっ飛び馬鹿。馬鹿も極めると光り輝いて見える不思議。その自由さとあふれ出る色気に雌猫たちは夢中。でも、ラム・タム・タガーの気持ちを本気で惹きつけるような猫はいないように見える。『幸せの姿』で時に濃密な絡みをみせるボンバルリーナはもしかしたら何らかの関係があるのかもしれない。そんなとんでも気分屋の天の邪鬼が、それでジャンクヤード一のエンターテイナーでいられるのはそれだけ魅力的な猫だということ。手詰まりと思われた時に思いがけない突破口を開けるのは、誰にも価値観を左右されないからかもしれない。
　ミストフェリーズは弟分か親友のような存在。マンカストラップは口うるさいがいざとなれば背中を預け合えそう。雄猫たちには煙たがられる時もありつつ、どの猫たちともそれなりに仲は良さそう。

キャストメモ

• 八巻大さん
  • 上背があってスタイル良し、帰国子女で英語の発音がとても綺麗。カーテンコールでお辞儀すらしない筋金入りの捻くれ者。
• 福井昌一さん
  • 身体の大きな美丈夫で体育会系の爽やかな空気と共に登場。腰は固め。歌が上手くてアレンジもお手の物。
• キムスンラ（金森大）さん
  • 「HEY！」という声と共に現れ、アイドルボイスと超高音ファルセットで場を攫う。とにかくおもしろいことをしてくれる。
• 荒川務さん
  • 根っからのアイドル。身体こそ大きくないが、楽しませるツボを心得ている。常にステップを踏んでいたりする。
• 阿久津陽一郎さん
  • 体つきも声もボリュームがあり、エンターテイメント性も抜群。やる気にムラがあるが、それもタガーらしさ？
• 金田俊秀さん
  • 見た目に華のある美青年。歌も安定感があって上手い。期間がもう少し長ければ素敵なタガーになったかもしれない。
• 武藤寛さん
  • 背が高くて細くてダンスの上手い紳士。セクシーだが色気を感じない真面目で丁寧なある意味新種のタガー。
• 田邊慎也さん
  • 細身で踊れて歌えるタガー。基本的には真面目だが、思いがけない遊びをしでかす。尻尾バズーカを標準装備。
• 芝清道さん
  • ものすごく美声ではちゃめちゃなエロ親父。好き放題。丸顔でさほど格好良く無いというギャップも良い。
• 飯田達郎さん
  • 五頭身くらい。とにかく美声。踊れなくても目一杯踊る姿が楽しそう。周りに絡みに行ってはよくカウンターを食らう。

かわいらしい天才マジシャン
　卓越した身体能力には目を瞠るものがある天才型奇術猫。要所要所でおいしいポジションを占め、見事なダンスを披露する。個人ナンバーのグランド・ピルエットやグラン・ジュテ・アン･トゥールナンを始めとする技の数々。そして、所々で見せてくれるマジック。「シッ」と鋭く息を吹きかけることで発動？
　おとなしくて小さな可愛い黒猫と紹介され、全身ほとんど黒で、顔や耳の先、胸などが白い。個人ナンバーではキラキラのジャケットでウォーマーがなくなるが、群舞バージョンはウォーマーの一部も白い。とても目立つので、敢えて探す必要はない。グロールタイガーナンバーではクリューのひとり、左耳は欠損？

属性：御三家
一行ソロ：奇術師猫、「天国にも」
ナンバー：ミストフェリーズ
目立ち処：ジェニエニドッツ、ジェリクルボール、ミストフェリーズetc...

飄々とした泥棒カップルの片割れ
　軽い身のこなしが印象的なトラ猫泥棒カップルの片割れ。勢いのある相棒ランペルティーザの手綱を握っているようで振り回されている青年。個人ナンバーでのへらりとした表情やひょうきんな歌声は、「小物」と謂われて仕方なしと思わせるほどだが、所々で見せる真剣な表情はきりりとしていてそのギャップも一つの魅力。
　朱色に近い赤い毛並みに黒のトラ模様が入っている。ナンバーでは相棒とおそろいのスカーフを巻き、トラ模様の衣装を身につけている。オス猫の中にいれば見つけるのは楽。ただし、俳優さんの体格によってはメス猫のディミータと見間違えることがある。グロールタイガーナンバーではクリューのひとり、その中ではソロが無い。殴られ損？

属性：泥棒カップル
一行ソロ：「挑めるか？」
ナンバー：マンゴジェリーとランペルティーザ～小泥棒～
目立ち処：マンゴジェリーとランペルティーザ、グロールタイガー

気のいい爽やか勤労猫
　爽やかを地で行く鉄道猫。誰とでも仲が良く、きらきらの笑顔で愛される夜行列車のアイドル。夜行列車はスキンブルがいなければ発車できないほど。ダンサー猫ではないため前半は見どころに乏しいが、列車を作り上げてしまう個人ナンバーの印象は強烈。コミカルなダンスと爽やかな歌声を披露する。
　茶トラ猫だけれど、山吹が強く黄色い猫に見える。俳優さんが大きいとマキャヴィティと見間違うことも。個人ナンバーは黒のベストに金色の鈴、黒のレッグウォーマーと白のアームウォーマーに(エア)懐中時計。帽子は後援の鉄道会社のものらしい。グロールタイガーナンバーではクリューのひとり。

属性：鉄道猫
一行ソロ：「何ものをも」
ナンバー：スキンブルシャンクス～鉄道猫～
目立ち処：バストファジョーンズ、グロールタイガー、スキンブルシャンクス

エネルギッシュな影の実力者
　リーダーのマンカストラップとは常に対の位置にいることから、サブリーダー的なポジションにいると思われる。男としては一番良い年頃だが、若い猫たちとよくつるんでいる。舞踏会中のボンバルリーナとの力強いペアダンスが見せ場。昔は個人ナンバーもあり、喧嘩猫と言われていた。
　大柄でホワイトグレーの毛並みに黒ぶち。左目の周りが黒く、右足が白で左足が黒のレッグウォーマー。シルエットだけならマンカストラップに似ているが、比較的見分けやすい。

属性：喧嘩猫、マイナーズ
一行ソロ：「恐れないか？」
ナンバー：なし
目立ち処：バストファジョーンズ、ジェリクルボール

アクロバティックな珍種オス三毛
　若くて身体能力の高い三毛のオス猫。紹介こそされないが、ジェリクルボールでの空中ブランコや、グロールタイガーナンバーでの殺陣など、随所で見せ場がある。周りの猫たちとふざけ合っていることも多いが本質的に真面目そう。メス猫に構ってもらったら嬉しいお年頃。幸せの姿でのタントミールとのペアダンスが印象的。
　比較的小柄。右耳が黒、左耳は褐色、右目の下にはぎざぎざの模様がある。胸には白い毛があり見つけるのは難しくない。見せ場はそれなりにあるが紹介はないため認知度はイマイチ。グロールタイガーナンバーではシャム猫軍団の頭で金色の衣装、得物は鍵のついた二節棍と剣。

属性：マイナーズ
一行ソロ：「みすぼらしく」
ナンバー：なし
目立ち処：バストファジョーンズ、グロールタイガー

血気盛んな若い青年
　野生派猫と銘打たれているが、愛嬌すら感じる若い青年猫。マキャヴィティやグリザベラに気付けば威嚇し、あまつさえとびかかっていこうとする若さゆえの無謀な熱さを持っている。非常にダンスがうまく身体能力も高いが、これといって見せ場がない。ヴィクトリアとのダンスも、隣でミストフェリーズが歌っているのでそちらに目がいってしまう。
　比較的小柄。薄い褐色の毛並みとピンと立った耳が特徴。白っぽい顔のせいか少女のような整った顔立ちに見える。が、身体的にもこれといった特性がなく、印象の薄さと見つけにくさはカーバケッティと双璧を張る。

属性：マイナーズ
一行ソロ：「見逃さずに感じられるか」
ナンバー：なし
目立ち処：インビテーション、バストファジョーンズ

後ろの方で佇むニヒルな紳士
　ぴしりと決まったポーズが印象深い唯一の紳士猫。立ち振る舞いはさすがの紳士ぶり。若い猫たちとも気さくに交流するが、立ち位置は何故かいつも後ろだったり端だったり。非常に美しいダンスをするが、ソロもなく、残念ながら全くと言っていいほど目立つ箇所が無い。その上バストファジョーンズさんの体重計という微妙すぎる役回り。
　さほど長身でもなくそうかといって小柄でもない。実は三毛猫の一種。全体的に濃い褐色で、左目の周りが黒ぶち、鼻の右下もグレーのぶち。あまりに目立たないのでコリコパットと並んで印象に薄い猫。しかも見つけにくい。

属性：紳士猫、マイナーズ
一行ソロ：なし
ナンバー：なし
目立ち処：バストファジョーンズ

全身全霊で半身を愛する男性の象徴
　常に視線はそっくりのメス猫カッサンドラに向けられている。物静かに彼女に寄り添い、優しく触れ、慈しみの目を向け続ける。彼女が女性を象徴し、タンブルブルータスは男性を象徴する。平時はほとんど表情も変わらないが、残忍で冷酷な一面も持っていると思われる。強面で笑うことも少ない。ジェリクルボールでの彼女とのタイヤ上のペアダンスは非常に美しい。
　長身の黒猫(らしい)。そうはいっても、ブルーグレーに白の縞なので黒猫には見えにくい。オールバックで額から小さな耳にかけて白いラインがYの字のように入っている。常にカッサンドラとペアなので見つけ易い。

属性：カップル猫
一行ソロ：「地獄さえも、友だちは」
ナンバー：なし
目立ち処：ジェリクルボール、アスパラガス、(ある意味)マキャヴィティファイト

犯罪界のナポレオン
　シルクハットに仮面にマントといった奇妙な衣装も身につけ、腹に響く低い笑い声とともに現れ、舞踏会中の猫たちを恐怖に陥れる。消えたと思ったら全然違うところに現れる神出鬼没の猫。その出で立ちはもはや猫といえるのか。。。マキャヴィティナンバーはあるが、本領発揮はその後のファイトシーン。
　ひとまず、犯罪王マキャヴィティは探すまでもない。非常に大柄で咆哮も既に猫の域を軽く出ている。ファイトの時はマントとシルクハットはなく、黒と赤の禍々しい色の毛並みをしている。群舞のときは、大柄な黄色い毛並みの猫。筋肉質の立派な体躯なので意外に目を引く。スキンブルシャンクスが大柄でなければさほど見つけるのに苦労はしない。

属性：犯罪王
一行ソロ：「するどい鼻、厳しい目が」
ナンバー：マキャヴィティファイト
目立ち処：マキャヴィティファイト