タントミール
タントミール・クーランジュ (28)
所属 |
南方司令部 第一艦艇部隊
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職務 |
衛生兵
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階級 |
衛生兵
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調子はどうかしら?
とにかくスタイル抜群の衛生兵。女性が多いギルバート部隊にとって、的確な健康管理ができるタントミールはなくてはならない存在。戦闘があれば、前線には出ずに軍医を手伝って負傷者の手当に専念することが多い。てきぱきと仕事をこなす姿はできる女性そのものだが、気さくで意外にも面食い。軍医のディミータが怖いせいか隊員たちの健康相談はまずタントミール、がデフォルト。そういうわけで、本編での露出は少なくても見えない部分では大活躍。
ギルバートが隊長の就任準備に奔走していた時期に、司令部の廊下で出会い頭に衝突したことがきっかけで部隊への参加を要請された。昼前に出会って夕方には隊員になっていた。ヴィクターの副官であるエキゾチカとは学友。
白衣を翻し、隊員たちの体調を日々気遣っているタントミールの目下の悩みは、隊長を筆頭とした大食らいの過ぎる男性隊員の存在だったりする。
ヴィクトリア
ヴィクトリア・ローズ (24)
所属 |
南方司令部 第一艦艇部隊
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職務 |
通信員
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階級 |
上等海士
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見せ場 |
第3章 2.休暇
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これだけ終わらせてご一緒します
美女が多いと羨ましがられるギルバート隊の中でも一番の高嶺の花と言われるのがヴィクトリア。愛らしさと美しさが無理なく同居している彼女に惹かれる者は多いが、ヴィクトリアが惹かれるのはミステリアスな男性。加えて、座学ならば同期生の中では一、二を争う成績だったという正に才色兼備の有能な通信員。今のところ彼氏はいないが、気になる男性はいたりする。
家は、国中で知らない者はいないというくらいの伝統ある超名門。奔放な三女ヴィクトリアは、ある日突然「わたし、海軍兵になるわ」と言って家を出てきた。お世話係を始め周りは騒然としたが、両親はしっかり頑張れといって送り出したらしい。
カッサンドラがいない時はギルバートの副官を代行するなど、仕事面においてはかなり優秀。ギルバートからの信頼も大きい。戦闘になると少し自信が無い。
ジェミマ
ジェミマ・ポター (22)
所属 |
南方司令部 第一艦艇部隊
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職務 |
調理係
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階級 |
一等海士
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見せ場 |
第1章 2.陥穽
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さあ、召し上がれ!
元気印の調理師。軍の暗い部分を見るほどの経歴はまだ無いが、常に軍が正しいのではないということはどこかで気づき始めている。
学校時代には講師だったジェニエニドッツと共に、食欲旺盛な隊員たちの腹を満たすため日々奮闘している。料理の腕は相当なもの。食料調達と献立に腐心する毎日。不寝番の隊員に欠かさず夜食を用意する優しい女性。食事療法を学んできたため、食事がどれほど大切かを語り始めたら止まらない。
剣の腕は可もなく不可もないというところだが、飛び道具を使わせるとかなりの正確さを誇る。軍員は普通なら剣を携えているが、ジェミマが携えているのは四本の包丁。これを同時に操ることができるという離れ業を習得している。ジェニエニドッツから習ったらしい。
シラバブ
シラバブ・ワインベルガー(20)
所属 |
南方司令部 第一艦艇部隊
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職務 |
航海天文学士
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階級 |
一等海士
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見せ場 |
第2章 6.星の光が示すもの 第3章 6.里標石を積む者 24.運命の縮図
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・・・待ちます、その時を
現役で活躍する稀少な航海天文学士。第一艦艇部隊は沖合まで出て行かないので能力を発揮する機会は少ないが、天文学以外にも占星術を身につけている。気象を読む力も大したものだが、占星術の力はそれを凌ぐ。幼少の頃から星空を見るのが好きで、生まれ変わったら空になりたいらしい。生まれ変わったら海になりたいというコリコパットが気になる。
隊員の中では最も若いが知力・胆力とも申し分ない。しっかり者で頭の回転の早さは驚異的。占星術なんて、と小さい頃から鼻で笑われてきたが、興味を持って最後まで話を聞こうとしてくれる隊長のギルバートを敬愛している。そんな隊長のもとにいる所為か、誰ひとり馬鹿にする態度を取らないこの部隊が好き。
わりと良い家で生まれ育った。空と星が好きで勉強していた。それを生かせる職業を考えた末、何故か航海天文学士を選んだちょっと変わった女性。上官や先輩を立て聞き分けも良いが、意思が強くこうと思ったことに向かって突っ走る傾向がある。