ミストフェリーズ
ミストフェリーズ(23)
属性 |
グロールタイガーの腹心
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仕事 |
錬金術師(板金さんみたいなこともする)
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見せ場 |
第2章 17.新しい日々 12.異世界通信 等
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船が・・・燃えてる
左耳が欠けていて少々斜に構えた年若い海賊。頭は良い子。背が低いのはちょっと気になる。不思議な力を持っていて、異世界とのやりとりをしたり、物質を変化させたりと様々なことができる。ただし、戦闘などでそういう力を使うことはせず、純粋に武器を振るうことを好む。生物相手には術を発動できないという話もあるが、嘘か誠かはミストフェリーズにしか知り得ない。怪しげな実験も大好きで、よく不思議な色の液体を作っては仲間たちに振る舞っていたり、爆発物を作っては誤爆させたりと自由な生活を満喫している。
小さい頃、不思議な力の所為で周りからは気味悪がられていた。双子の弟クアクソーと共に隠れるようにして生きてきた。海辺の街を転々としながら、時折マジックを装っては金を集めていた。ある時、たまたま港に来ていたグロールタイガーがこれを気に入って船に乗れと言われ素直に乗った。粗野な男だと思いつつ、グロールタイガーに付いていくのはどこかで恩を感じているから。自分を怖がるおとなたちを、「馬鹿じゃないの」と嘲っているようで常にどこかで傷ついていたことを、居る場所を得て初めて知った。
スキンブルシャンクス
スキンブルシャンクス・シーライト (28)
属性 |
グロールタイガーの腹心
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仕事 |
情報収集係
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見せ場 |
第2章 7.最期のメッセージ 16.序幕 18.海賊の掟 等
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行こうか!
驚くべき秀才。冷静にして冷徹。にこにこと明るい笑顔の後ろで、常に後々のことまで考えている。それなりに良い家で生まれ育ち、学問も修めている。その博学ぶりで、酒場ではいつも人気者。グロールタイガー一味には珍しく自分の出生をはっきり覚えているが、家の名前を仲間の前で語ったことはない。きれいごとばかり言いながら何一つ変わろうとしない上流家庭の中にいても、いつか自分の力を目いっぱい使ってくだらない日々を変えたいと思っていた。
いつもは明るく爽やか。少年時代に培った立ち居振る舞いと爽やかな笑顔、溢れんばかりの知識を前面に押し出せば、海賊だなどと誰も思わない。ゆえに、相手を罠にかけるのは得意中の得意。わりとドライな性格で、こうすると決めたことのためには情け容赦ない作戦を敢行することを厭わない。
グロールタイガーには「アンタの漢気を上げてみせるよ」と言い放って一味に加わった。グロールタイガーの蛮行に怯えながらも口汚く罵って、そうかといって立ち向かうわけでもない周りのおとなたちに愛想を尽かせ、海賊になって別の視点と己の力を発揮する場所を得たいと思ったらしい。
マンゴジェリー
マンゴジェリー (35)
属性 |
グロールタイガーの腹心
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仕事 |
整備
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見せ場 |
第1章 5.路地裏にて 第2章 5.第六勘 等
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悔しいよなあ。こんなに近くにいたのに何もできなかった
とんでもない切れ者。とても勘が良く、勘に頼った発言も仲間内ではかなり信用に足ると思われている。ただ勘が良いというだけでなく、常々周りのことをよく観察してこの後どうなるかはしっかり考えている。へらへらと振る舞っているが、それも周りに警戒されないようにと身につけたカモフラージュに過ぎない。
赤毛が目を引く細身の海賊。グロールタイガーの腹心のうちでは最年長だが、周りを従えてやろうとかボスに取って代わろうというような欲はまるでない。そもそも欲自体がほとんどなく、財宝や権力といったものへの執着も全く無い。主に生理的欲求を満たすために海賊をやっている。
子供の頃はスラムで育った。そこで生まれたのか、浚われてきたのか、捨てられたのか、その辺の記憶は無い。食料を手に入れるため、生来の身軽さを活かしてスリをしながら暮らしていた。スラムでもいっぱしの悪党として名をなしかけていた頃、憲兵に追われるままグロールタイガー船に潜り込んで身を隠したところから海賊生活を始めた。
あっちに行けとか臭いとか言わず、冷たい視線も足蹴りもくれなかった気の良い仲間たちのことは好き。身内に対する情には厚いが、自分を見下すものや敵対する者に対しては幾らでも非道になれる。
クアクソー
クアクソー (23)
属性 |
グランブスキンの部下
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仕事 |
雑務
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見せ場 |
第2章 7.最期のメッセージ 12.異世界通信 等
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その時はまた一緒に海に出ようよ
ミストフェリーズの双子の弟。顔かたちはほぼ同じ。クアクソーは耳が欠けていない。同じように不思議な力を持っていて、遠く離れた地にいても交信することができる。
グランブスキンが率いている戦闘集団の一員。若いながらグランブスキンからは信用され、仲間たちからはかわいがられている。穏やかな性格で、兄のミストフェリーズのような自信家ではないが肝は据わっていて、どんな戦場に居合わせようと物怖じすることはない。